2017年10月30日月曜日

ねんがんの"自動工場"をてにいれたぞ――AliexpressでCNC2418を注文

ついポチってしまった…
実際はまだ"てにいれた"わけではないが…
自分だけの机上の工場、あるいは自動工場↓(※アニメ版での名称。漫画版では名称不明)

CNC 2418 with ER11,diy mini cnc laser engraving machine,Pcb Milling Machine,Wood Carving router,cnc2418, best Advanced toys
高度なおもちゃw確かに

価格&トラッキング

本体価格:
レーザーモジュールなし ― \14,990
+500mWレーザー ― \19,162
+2,500mWレーザー ― \21,065
+5,500mWレーザー ― \27,033
共通 ― ただの軸継手でなくER型コレットチャック(ER11)が付くらしい

送料:
EMS ― \6,324
Fedex IE ― \6,588
DHL ― \13,968

何につけ安い。
レーザーモジュールなしで\21,314である。
実はCNC3018だと¥20,991で、かえって安い。

これは5,500mWレーザー付きだと逆転する。
2418 ― ¥33,357、3018 ― ¥34,549である。
というかほぼ価格差は無いといっていい。

EMSもFedexもいくらも違わないので、今回はFedexを使う事にした。
結論は5.5Wレーザー付き ¥33,620 で購入。

トラッキング:
2017.10.28 (土) 23:22 注文
2017.10.31 (火) 10:12 貨物情報はFedExに送信されました。
2017.11.01 (水) 19:15 出荷地のFedEx営業所を出発 YUEN LONG HK
2017.11.02 (木) 00:04 FedEx営業所 LANTAU ISLAND HK
2017.11.02 (木) 23:42 輸送中/処理中 LANTAU ISLAND HK
2017.11.03 (金) 08:33 輸送中/処理中 SENNAN-SHI JP
2017.11.03 (金) 12:46 輸送中/処理中 SENNAN-SHI JP
2017.11.03 (金) 13:52 仕向国仕分け場所 NARITA-SHI JP
  通関中
2017.11.03 (金) 16:03 輸送中/処理中 TOKYO-KOTO-KU JP
2017.11.05 (日) 15:10 国際輸送許可 - 輸入 TOKYO-KOTO-KU JP
  最終的な配達を行なう認可済み業者に委託
2017.11.05 (日) 16:44 輸送中/処理中 TOKYO-KOTO-KU JP
2017.11.06 (月) 10:30 配達完了
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2017.11.07 (火) 夜 組立
2017.11.08 (水) 夜 テストラン・Y軸調整・Aliexpressの到着通知発行

参考

みら太な日々
マーティーの工房日誌
趣味の工作
3Dプリンタ化も視野に入る。ペンプロッタにするのは容易いだろうと思う。

レーザーモジュールについて

CNC自体は生基板からの回路の削り出し、それを納めるケース加工が現段階での目的である。
レーザーはケースに貼るカッティングシートを切る目的なのだが、5.5Wもいるのか0.5Wで足りるのでは無いか幾分悩んだ。
というかそもそもカッティングシートでなくラッカースプレーでいいんじゃないかという考えもある。

ただ、後から\13,000で5.5Wクラスのレーザーを買えそうではなかった為、結局フルセットにしてしまった。
なんならMDFあたりに刻印ができるし、100均の乳白PPくらい切れないかなぁ…という淡い期待もある。
ちょっとしたものを作ってヤフオクあたりで売れないかなぁ…
いくらかでも投資分を回収できないかなぁ…

ワークエリアについて

ワークエリアはそれぞれ、240×180×40、300×180×40。
現段階では240で充分だろうと考えている。これまで240mmの基板やケースを扱った事はない。
"大は小を兼ねる"か"less is more"か…
もちろん飾るために買うのではないが、客観的に見て所有欲も含まれている事は否定できない。
という事で2418にした。
どちらも家にあるアイリスオーヤマのメタルラックに乗るわけだが、コンパクトに越した事はない。
例えば大きいから切り詰めようと思う事があったとしても、それはそれで容易な事ではない。
というかアルミの形材なのだ。一般形材を流用して大きくする事だってやってやれなくはないはずだ。

動機

このあたりの日記でも書いていたが、始まりは小学生時分にやった基板のエッチングだろう。
最近、会社の所長が趣味で3Dプリンタを買った。
組み立てを手伝い、現段階で解決していない問題は残っている。
おかげさまでCNCを自作しようという考えが頭から離れない。

アルミアングルと安価なデジタルノギスでXYテーブルを作ろうかとも考えた。というかアングルとノギスは買ってしまった。
ノギスの代わりにLアングルのレール自体のキャパシタンスを測定してやろうかとも考えた。
レールによって抵抗、静電容量、誘導係数のいずれかを可変にできればうまいかなあと、

ただし実際ケース加工をしてわかったが、 長穴を開ける事の難しさ、窓を開けた時の直線出し、同じものを複数作る場合のモチベーションの維持、その他諸々はXYテーブルを作ったところで解消されない。

この人のようにとても安価な解決手段もある。楽しい工作シリーズとステッピングモーターも買ってしまった。
ワークテーブルとスピンドルの関係では、そのどちらにXYZの自由度を与えるかによっていくつかのパターンが考えられる。

①先述の人:テーブルにXYの自由度を与えて、スピンドル側はZだけ。
この場合、スピンドルは比較的しっかり固定する事ができる。(XYに可動しないから重くなっても構わない)
ただ必ずワークエリアのXY方向の倍以上の空間を占有する。
②10万台のよくある安価CNC:テーブルは固定、スピンドルがXYZ
我ながらいい加減なくくり方ではあるが、おそらくこれくらいの価格帯では一般的な方式なんだろうと思う。
これは剛性を維持しながら可動部を小さく作らなくてはならない為、自作するには容易ではない道が待っているだろう事は想像に難くない。
最も専有面積を少なくできる。ワークエリア+可動部の大きさを占有するだけで済む。
③今回購入品:ワークエリアはY、スピンドルはXZ
このパターンも結構目にしたと思う。
まあ①、②のメリット、デメリットの折衷なんだろう。
ワークエリアが動く事で大きめのシート状の素材を加工する時に何らかの不便がありそうな気がする。

いずれにせよ、アルミのLアングルだけの組み合わせではスライド機構が冗長になる。
特にZ方向の保持は、慎重に重心を調整しないとあっという間にアングルが削られるのではないかという懸念がある。

たとえばアルミのフレーム材と何らかのベアリングを使ってはどうだろう。と考える。
結構剛性を期待できるんじゃないか、リンクのだと20角なのでわりとコンパクトにまとめられるのではないか。
  ↓
ブラケット類を調べて揃える必要があるな。
フレームと可動部を同一の部材で兼ねさせるのが最もシンプルだが、その場合はちゃんとベアリングで滑らせたいな。
  ↓
じゃあ、フレームの素材やベアリングだけでもAliやebayで買って揃えてしまえば早いのでは?
  ↓
モーターだって安くない。小型のものを選べば幾らか安価になろうが、出力と金額のバランスを試行しなければならない。
モーターのドライバ、制御の為のソフトウェアを開発するのだって何年かかるかわからんぞ。
(日曜makerのサガではなかろうか)


結局の所、壊れていない、せめて販売ページの写真と同一のものが届くのなら、Aliで買えば国内で材料を揃える程度の金額で済んでしまうのではなかろうか。
今回購入品などはいろいろな人が使っている実績もある。しかも割と最近の話で。
実績のある素材をベースに自作すると考える事もできる。
何週も何週もかけて作るよりは遙かに実現可能性が高い。主にモチベーションの面で。
そこに掛ける時間を、キットCNCの使い方を熟練させる為に使えるわけだ。


届くのが待ち遠しい。


15.11.05 追記
Aliexpressでは恒例らしいが11/11にセールが始まるようだ。
今回の商品も25% OFFと表示されていて「おい…早まったか…」なんて思ったが、何のことはない今回購入額と数百円程度しか変わらない。
あくまで元値(何をもって元値の設定としたのかもよくわからないがw)からの割引。
セール前は\19,685→\14,990 (23.9% OFF)がセールでは\14,764になるだけ。
純粋に需要に応じた値上げなのか、今回のセールに合わせての事なのかわからないが、 値札が\15,157になって数百円上がってる。

大変中華らしい。


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